メッツのマックス・シャーザー投手が腹斜筋のけがで6~8週間の離脱となることが分かった。MLB公式サイトが伝えている。

チームによると、シャーザーは19日にMRI検査を受け、「中度から重度の内腹斜筋の張り」と診断された。

メッツではジェイコブ・デグロム投手も右肩甲骨のストレス反応で7月まで離脱する見込みとなっており、デグロムの空けたローテの穴を埋めるタイラー・メギル投手も右上腕二頭筋を負傷。サイ・ヤング賞3回受賞、オールスター8回選出を誇り、今季ここまで5勝1敗、防御率2・54と好調だったシャーザーの離脱は大きな痛手となる。

しかし、バック・ショーウォルター監督は「理想的なのは、自分のチームにいる選手だけでどうにかすること。他の選手にステップアップの機会を与えることになる。他のチームから選手を連れてくるのではなく、まずは今いる選手に目を向けたい。答えはここにあるはず」と述べた。

シャーザーの離脱にあたり、メッツのローテーションはクリス・バシット投手、カルロス・カラスコ投手、タイワン・ウォーカー投手を軸に、デービッド・ピーターソン投手とトレバー・ウィリアムズ投手で穴を埋めていく見込みだ。