レッドソックスのトレバー・ストーリー二塁手が本塁打を3発放つなど、7打点の活躍で大勝の立役者となった。試合後「一生忘れない」と喜びを語っている。

ストーリーは0-4と先行されて迎えた2回に3号2ランを放つと、続く3回にも2ラン。2打席連続ホームランで同点とすると、6回には中堅への適時打で試合をひっくり返す。さらに9-5とリードを広げて迎えた8回、今度は5号3ランで突き放しに成功。4打数4安打7打点5得点と躍動し、打率も試合前の2割5厘から2割3分へと大きく上げた。

殊勲のストーリーは「とにかく特別な夜。一生忘れないだろう」とコメント。この日の爆発について「とてもシンプルな話だよ。もっとバランス良く、もっとタイミング良く、と心がけていただけだ」と話し、「いろんなことをやりすぎないようにしているんだ。それが本当にうまくいったんだと思う」と話した。

なお、レッドソックス沢村拓一投手は9-4の8回に4番手で登板。1死満塁としたところで降板し、1/3回を2安打1失点、1三振1四球という内容だった。継投した左腕マット・ストラーム投手が押し出し四球を出したため、沢村に自責点1がついた。(AP)