ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手(30)が2本塁打を放ち、チーム42試合目で17本塁打に到達した。

本塁打ランキングでは2位のトラウト(エンゼルス)とアルバレス(アストロズ)に5本差をつけトップを独走。42試合目で17本塁打以上を放ったのは、球団ではミッキー・マントル(20本)、ベーブ・ルース(1928年に19本、1930年に18本)、ティノ・マルティネス(17本)、アレックス・ロドリゲス(17本)に続き5人目となる。

ジャッジはオリオールズ戦に「2番右翼」で出場し、まずは初回の第1打席に中堅へ16号先制ソロ。2-4の5回には左翼へ17号同点2ランを放った。マルチ本塁打は今季すでに4度目。打率3割2分5厘、17本塁打、34打点で、OPSはトラウトの1・133に次いで2位の1・113となっている。

ジャッジは絶好調の理由を問われ「ただ自分の仕事をしようとしているだけ。ここにいる他の選手と何も変わったことはしていない」とクールにコメント。ブーン監督は「今、彼は攻撃面で完全にチームを背負って立ってくれている」と称賛した。

シーズンに換算すると66本ペースとなり、2001年バリー・ボンズの歴代最多73本以来のシーズン60本超えに期待が高まっている。