パドレスのダルビッシュ有投手(35)が2敗目を喫した。ブルワーズ戦に先発し、6回2/3を3安打2四球7奪三振の2失点。好投をみせたが、5勝目はならなかった。

6回までは1安打1四球で無失点と、ほぼ完璧な投球だった。しかし1点リードの7回、先頭ウリアスに四球を与え、1死後に4番マカチェンに右前打を許し1死一、三塁。続くテレスに左翼線二塁打を浴びて同点とされた。さらに次のテーラーの犠牲フライで逆転を許し、降板した。2番手スアレス(前阪神)と3番手のガルシアが9回まで無失点に抑えたが、そのまま敗れチームは2連敗となった。

ダルビッシュの球数108球は前回フィリーズ戦と並び今季最多タイ。ストライクは68球だった。最速は6回に記録した97.9マイル(約157.6キロ)。クオリティースタートは今季9試合中7度目で、防御率は3.76となった。

試合後には「調子はすごく良かった。球も走っていたし、デーゲームでも体はよく動いていた。フォアボールから2失点したのが悔しい」と話した。