昨季二塁手として歴代最多の45本塁打を放ったマーカス・セミエンに、ようやく今季第1号が出た。

5回に打ったチームの9点目となる満塁弾についてセミエンは、打った直後は捕られる感じがしたという。「デーゲームは打球が伸びる。移籍第1号が満塁弾になったのはうれしいが、勝利に貢献できたことがなにより」と述べた。

STATS社によると、MLBで前年に40本塁打以上をマークした選手で、その翌年に40試合以上も本塁打が出なかったのはセミエンが初めてだという。

クリス・ウッドワード監督は、セミエンはヒットと出塁でチームへの貢献度が高いとし、「今日の満塁弾も、チームが一息つける、価値ある一発だった」と感謝した。

レンジャーズはコーリー・シーガー遊撃手とアドリス・ガルシア中堅手の二者連続本塁打など、シーズン最多の18安打で今季最長タイの4連勝とした。(AP)