エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番DH」で出場し、3週連続で本塁打を放っていた「サンデー神話」は途切れた。

それでも、第2打席でチャンスを広げる二塁打。4回無死一塁、右腕ギブソンの内角高めカットボールを捉え、右翼線へ運んだ。無死二、三塁とし、その後、無死満塁からウォルシュの先制2点適時打につなげた。この回、打線は5得点。10連敗ストップへ、中盤で流れをつかんだ。

第1打席は1回1死、カットボールを引っ張り、三ゴロで凡退した。

5回無死の第3打席は2番手の右腕ネルソンと対戦し、空振り三振に倒れた。

7回2死の第4打席は遊ゴロに倒れ、1点勝ち越した9回2死一塁の第5打席は見逃し三振だった。この日は5打数1安打で打率2割4分2厘となった。

チームは8回にハーパーに満塁弾を浴びるなど終盤の猛攻に耐えきれず、9回は守護神イグレシアスに代わって緊急登板したハーゲットが2死一、二塁から逆転サヨナラ3ランを浴びて11連敗。最大5点リードを守れなかった。27勝28敗で4月14日以来の借金1となった。

 

▽エンゼルス・ダフィー(9回に一時勝ち越しの適時打も勝利につながらず)「非常に厳しい連敗。ただ、毎日試合があるし、また明日チャンスがある」

▽エンゼルス・ハーゲット(逆転サヨナラ弾を浴び)「ストライクを投げて、攻めていこうと思った。だが、うまくいかなかった。勝つチャンスは何度もあった。タフな試合になった」