エンゼルスが7日、ジョー・マドン監督(68)を解任し、フィル・ネビン三塁コーチ(51)の監督代行就任を発表した。

ネビン監督代行は、現役時代は華々しい時期もケガや不振に苦しんだ時期もありながら、12年という長い間プレーを続けた苦労人だった。92年ドラフト1巡目でアストロズに指名されてプロ入りし、タイガース、エンゼルス、レンジャーズなど7球団に所属。7年間と最も長く所属したパドレスではスター選手として活躍し、01年に1度球宴に選出されている。

目立つ言動はなかったが熱血漢の面が表に出ることはたびたびあった。メジャー1年目の95年はMLBでストライキがあったが、球団が選んだ代替選手と一緒に練習することを拒むなど反体制の姿勢を示した。01年にはファンにヤジられ中指を立てたことで騒動になり、謝罪したこともあった。パドレス時代は当時のGMだったケビン・タワーズ氏と対立したこともある。

07年5月に引退発表後は、コーチやマイナーリーグの監督として長いキャリアを積んできた。14年にはダイヤモンドバックス傘下3Aレノでリーグ最多勝利を記録。メジャーの監督候補にも何度か名前が挙がったが、昨季まで4年間はヤンキースで三塁コーチを務め、昨オフにエンゼルスに移籍した。米メディアでは、指導者としては決して先進的というわけではなく、むしろ昔かたぎなタイプと評されている。