エンゼルス大谷翔平投手(27)が、「3番DH」で出場した。相手の先発は右腕フレクセンで今季は2勝8敗、防御率4・23の成績。大谷は同投手との対戦で12打数1安打と抑え込まれているが、この1本が本塁打となっている。

試合前には、21年に開催された東京五輪スケートボードの新競技「ストリート」で初代金メダリストとなった堀米雄斗(23)がエンゼルスタジアムを訪れた。投打の二刀流で活躍を続ける大谷について「やっぱり同じ日本人として、特に大谷さんは世界ですごい活躍している選手なので、自分もいつも刺激をもらっているし、本当にもっと、自分も頑張ろうっていう気持ちにさせてもらっています。今日、試合見られるのが楽しみです」と話した。

ロサンゼルス在住で、4月7日の開幕戦も観戦。今回は始球式の大役に「ちゃんと投げられるのかなって心配は少しあります。やっぱり、せっかくこういった大きいチャンスをもらったので、ちゃんといい球を投げて、ストライクを狙いたいです」と意気込みを語っていた。

グラウンドには背番号「7」で背中に「YUTO」と入ったユニホームで登場。本番の投球では外角に大きく外れ、山なりではあったが、捕手を務めたエンゼルスの遊撃手ベラスケスへノーバウンドで届いた。ベラスケスは捕球できず、投球後は記念撮影を行った。