ヤンキース打線がアスレチックス戦で2本塁打を放って今月通算57本塁打とし、6月のチーム月間本塁打のメジャー記録を更新した。

まずは「2番中堅」で出場したアーロン・ジャッジ外野手(30)が3点を追う初回に左翼へ29号2ラン。そして3回には、ここ5試合で4本塁打を記録している「4番DH」のジアンカルロ・スタントン外野手(32)が、右中間へ19号逆転3ランをたたき込んだ。ヤンキースはこれで月間57本塁打となり、16年オリオールズと19年ブレーブスが記録した6月のメジャー本塁打記録の56本を上回った。

ジャッジはこれで今季29本塁打となり、2位のトラウト(エンゼルス)とアルバレス(アストロズ)に6本差。チーム76試合目で29本塁打は今季62本ペース。チームも4連勝を決め、56勝20敗で貯金36と記録的なペースで勝ち進んでいる。ジャッジは「ファンのおかげ。水曜のデーゲームだろうが、金曜夜のレッドソックス戦だろうが関係ない。ファンが大勢来てくれてサポートしてくれている。最高のホームアドバンテージだよ」と、ファンに感謝した。