エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH兼投手」で出場し、打者では3打数無安打、投手では5回2/3を投げ5安打無失点、11奪三振で4勝目を挙げた。

第1打席は2番トラウトの適時二塁打で先制した直後の1回無死二塁、右腕コペックと対戦。カウント3-1から内角高めの直球を見極め、四球でチャンスを広げた。チームはこの回、相手の失策もあり、2点先制した。

第2打席は3回2死、フルカウントからのカーブにタイミングを崩され、中飛に倒れた。

第3打席は2点リードの6回無死、カウント2-1からのスライダーを全力でフルスイング。これがファウルになり、あまりの強烈な一振りに腰から背中部分を気にするしぐさを見せた。結局、2-2からの直球を空振りし、三振に倒れた。だがこの回、5番レンヒーフォが2ランを放ち、貴重な追加点を奪った。

大谷は投手では5回2/3を投げ、5安打無失点。2試合連続の2ケタとなる毎回11奪三振で、前回登板に続く今季最多タイ108球の力投で流れを引き寄せた。

第4打席は8回1死、グレーブマンと対戦し、空振り三振。この日は3打数無安打2三振で、打率は2割6分5厘となった。

チームは継投でつなぎ、最後は守護神イグレシアスが締めて快勝した。大谷は投手で自身4連勝を飾り、メジャー初の月間4勝。今季7勝目を挙げた。