フィリーズはカイル・シュワバー左翼手らが計5本塁打を記録するなど、今季チーム最多となる14点を手にし、ブレーブスとのシリーズ3連敗を免れた。シュワバーは6月の本塁打率でメジャー歴代トップに立った。

フィリーズは2回表に1点先制されるも、その裏にマット・ビアーリング外野兼内野手の2点適時二塁打、ニック・カステラノス右翼手の8号3ランなどで一挙7得点。3回にシュワバーの23号3ランとリース・ホスキンス一塁手の15号ソロでさらに突き放すと、指名打者ダリック・ホールは4回の1号ソロに続き、8回にも2号2ランを放ち、4選手が計5本の柵越えを記録する結果となった。

シュワバーはこれで、6月に挙げたホームランが12本に。キャリアを通じて6月は458打数47ホームランとしており、この月の通算本塁打率(打数/本塁打数)は9・74となった。これは400打数以上を記録した選手の中ではメジャー歴代トップ。ベーブ・ルースの6月の本塁打率10・63をも上回ることとなった。(AP)