エンゼルス大谷翔平投手(27)が2日(日本時間3日)、アストロズ戦に「3番DH」で出場し、4打数無安打と、6月20日以来マークしていた連続出塁は10試合でストップした。

エ軍は、投手陣が序盤からリードされ、5本塁打を含む9失点と炎上。まったく工夫を見せない打線も元気がなく、前日の2安打16三振に続く3安打12三振と沈黙した。終わってみれば、ウォードのソロ本塁打による1得点に終わり、2戦連続で大敗。今季最多タイの借金「6」と、いよいよ歯止めが利かない状況になってきた。

4打数4三振を喫し、前日から自身初の7打席連続三振と快音が途絶えた主砲トラウトは、「確かにフラストレーションはある」と、絞り出すように率直な心境を口にした。その一方で、チーム状態について「(公式戦は)まだ半分だし、多くの試合が残っている。我々はとても自信のある集団だし、勝つことを望んでいる」と、最後はリーダーらしくコメントするのが精いっぱいだった。【四竈衛】