メジャーリーグで1947年に初めて黒人選手となった英雄をたたえた「ジャッキーロビンソン博物館」が26日(日本時間27日)、ニューヨークで開館イベントを催した。100歳を迎えたレイチェル夫人、ニューヨーク市長、テニスのビリー・ジーン・キングさん、元ヤンキース投手のC・C・サバシア氏、映画監督のスパイク・リー氏らがテープカットに出席した。

博物館は、財団の支援を受けて、9月5日に正式に開館する予定。4500点の遺品、4万点の写真などが飾られる。息子のデビッドさんは「歴史上のこの瞬間は、今、私たち全員にとっての挑戦です。1947年にジャッキー・ロビンソンが挑戦した問題は、今も私たちの中にあります」と話した。また「この博物館を見るときは、偉業の偉大さだけでなく、直面した課題や、これから直面する課題にも目を向けてください」と呼びかけた。