エンゼルス大谷翔平投手(27)がメジャー自己最多の10勝目を懸け、「1番DH兼投手」で今季17試合目の先発マウンドに上がった。ここまで9勝5敗、防御率2・80。打者でも21本塁打。2ケタ勝利到達なら、1918年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来、104年ぶりに「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の大偉業達成となる。

1回からピンチを背負った。1番セミエンに二塁強襲安打、2番シーガーに中前打、3番ハイムには左前打と3連打を浴び、いきなり無死満塁とされた。そこから2者連続スライダーで空振り三振に仕留め、6番タベラスも3球三振。大ピンチを変化球の連投により、3者連続三振で脱した。

2回は7番からの下位打線を3者凡退。三振は2回までに4者連続を含め5つを奪っている。

3回は1死一塁で、「天敵」の3番ハイムを打席に迎えた。直前の打席まで6打数6安打の対戦打率10割と打ち込まれていたが、二塁への併殺打に封じた。

0-0の4回に初失点を喫した。先頭の4番ローにカウント1-1から、スライダーを左中間へ15号ソロを運ばれ、均衡を破られた。後続は3者連続で空振り三振に仕留めた。4回を終えて5安打無四球1失点で8奪三振。球数は69。

5回は1死から9番スミスに中前打を許し、2死一塁から2番シーガーに中堅右への適時二塁打を浴びた。シーガーはこの日3安打目。

 

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