フィリーズは指名打者リース・ホスキンスの24号2ランを含む計4本塁打が生まれ、大量点を奪って4戦スイープに成功。1シリーズ計14発は球団史上最多となった。

フィリーズは2回にダリック・ホール一塁手が7号ソロで先制。2-0で迎えた4回にニック・マトン二塁手が2号2ラン、ホスキンスの24号2ラン、ホールの8号ソロで5点を加え、8-1で迎えた8回にはブライソン・ストット遊撃手の3点適時二塁打などで再び5点を追加した。

昨季カブスとのシリーズで記録した13本塁打を上回るシリーズ14本塁打を記録したフィリーズ。この日は球団初のワールドシリーズ優勝メンバーであるスティーブ・カールトン氏やピート・ローズ氏らを招待し記念イベントが行われたが、チームはレジェンドの前で力強い試合を披露した。

2011年を最後にポストシーズン進出を逃してきたフィリーズだが、この調子でいけば不名誉な記録にピリオドを打てる可能性も。シリーズ4戦連続で本塁打をマークしたホスキンスは「過去のチームがどうと言うわけではないけど、今はもっといいチームになっていると思う」と、好感触を口にしていた。(AP)