カブス鈴木誠也外野手(27)が、ナショナルズ戦で9号ソロ本塁打を含む3安打の猛打賞をマークした。マルチ安打は13度目で、3安打以上は4度目となった。

「4番右翼」で先発出場。0-1の2回先頭の第1打席で、ナ軍先発の右腕エスピノの内角高めのスライダーを左翼スタンドへ運んだ。飛距離は118メートルで、7月26日のパイレーツ戦以来、11試合ぶりのアーチだった。

3-4の7回2死一塁では、1ボールからの2球目、97マイル(約156キロ)のシンカーをとらえて右前打。5番レイエスの右前打で三塁まで進み、6番ホーナーの右前打で一時逆転のホームを踏んだ。

1点を追う9回1死走者なしでは、カウント1-2と追い込まれてからの4球目、96マイル(約154キロ)のフォーシームを逆方向への右前打とした。

1-1の3回2死一塁では鋭い当たりの中直、1-4の5回2死二、三塁では左直で、この日は5打数3安打。9回には今季3度目の盗塁失敗を記録した。打率は2割5分2厘となった。

チームは7回に逆転するも8回に再度逆転され、惜敗した。