エンゼルス大谷翔平投手(28)に代打が告げられると、敵地のオークランドコロシアムながらブーイングが起きた。

8回、2番大谷に代わって、代打ゴセリンが登場した。ゴセリンはアスレチックスと特段の因縁はない。前の打席で25号本塁打を打っていた大谷が交代となっただけに、前日の5440人から倍近い9351人が集まった敵地のファンも、もう1打席見たかったようだ。ゴセリンは遊ゴロに倒れた。

大谷は3回2死一、三塁で投手返しの打球が左足の足首付近を直撃していた。点差も開いたため、大事を取って代打が送られた。エックス線検査で骨折はなかったが、徐々に痛みが出ていた。「試合中は集中していたのでそんなに気にならなかったですけど、時間がたった後はちょっと違和感はあります。結構まともに当たっていたので、しんどいかなと思いましたけど、何とか集中してなるべく多く投げるというつもりでした」と振り返っていた。