ドジャース大谷翔平投手(31)が投打で躍動した。「1番DH兼投手」で出場。4月22日(同23日)のジャイアンツ戦以来、約1カ月ぶりの“リアル二刀流”出場は、打者としては今季第8号の先頭打者アーチを放つなど4打数1安打1四球だった。投手としては5回3安打4奪三振無失点。“無双”投球で今季4勝目を挙げた。チームも同地区のライバル、パドレスとの3連戦で勝ち越し、首位を堅守した。
【大谷の試合後一問一答は以下の通り】
-投球を振り返って
今日までの1週間はあまり投げ心地が良くなく入ってきて、ちょっと不安な感じはありましたけど、結果的に勝てて良かったです。内容的にはやっぱりそこまで良くはなかったのかなとは思います。
-どういう部分が不安だったのか
投げ心地自体がそんなに良くなかったので。自分の中でのパフォーマンスのレベルとして、高いものが出せるかどうかっていうのが一番しっくりきてなかったかなと。
-5回1死満塁でタティスを遊ゴロ併殺に打ち取った際に、感情を出していた
結果的にダブルプレーになりましたけど、その前のフォアボールはやっぱり一番良くなかったですし。あの回の入り自体もそこまでスッキリするものではなかったので。結果的には良かったですけど、そこに至るまでがあんまり良くなかったかなと。
-ロバーツ監督が「ピッチングとバッティングは別物」と言っていたことについて
1本ホームラン打ったからといって、それが勝ちにすごく貢献するかというのが分からないのがバッターですし。6回、7回しっかりゼロで抑えればほとんどの試合を勝てるようにできるのが先発ピッチャーなので。そこは少し比重としてはやっぱり1試合に対する思いは違うのかなと思います。
-本塁打を打ってからマウンドに上がる心地よさは
一番はやっぱりピッチャーとして先制点をあげないようにっていう気持ちで今日の試合は臨んでいたので。その前に1点入って、1番がいい仕事をまず最初にしてくれたという感じかなと思います。
-プレーオフのような感覚で投げられたことはアドレナリンが出たか
年間投げていればこういう試合は必ず来るとは思うので。そういう試合でどういうピッチングをするかは、調子がいい時以上に大事かなとは思う。球場の雰囲気的にもすごく締まりがあって昨日もそうでしたけど、いいゲームが多いなとは思います。
-リアル二刀流で結果残したことについて
そこはもう完全に分けるようにはしているので。打つ投げるは同時にはやっていますけど、あんまりお互いに作用しないようにやっているつもりではいるので、そこまで気にはしてないかなと思います。
-リアル二刀流は自分らしさが出せると感じているか
やってほしいと言われるのが、このスタイルが一番自分にとってはベストなのかなとは思うので。今日みたいに、投げてもよくて、打っても結果が良かったら、それ以降もやっぱり使ってもらえる機会っていうのは増えると思いますし。ただ、全体の長いシーズンでチームの状況を見て、DHとして試したい選手、使いたい選手、休ませたい選手はいると思うので。そこは臨機応変にというか、どちらでもいけますよっていうスタイルではいるので。そこはもう完全にチームに任せています。
-投打同時の出場は楽しいものがあるか
投げるだけだからといってテンションが下がるとかっていうこともないですし。トータルで出るからといって、必要以上に逆にテンションが上がるっていうこともないので。本当に1つの仕事として、自分の役割として捉えてはいるので。1打席目はいい仕事ができましたし、苦しいなりに5回も投げて、全体的には良かったんじゃないかなと思っています。
-2日連続打者として出ないのは近年なかったと思う。どのような影響があったか
休みも入れながら、故障者もちょっと出ているので、長いシーズンを乗り切るためにチームとしてもいろいろ考えてくれてるのかなとは思うので。その意見には賛同していますし、お互いが理解して納得して1試合1試合こなせれば、いつ休んでもいつ出ても納得していいパフォーマンスが出る可能性が高いんじゃないかなと思います。
-第1打席の本塁打の感触
(初球は)見送ろうかなと思っていたんですけど、来た時に反応で打てたようなホームランではあったので、今後につながるような1本だったのかなとは思っています。その後の打席も凡退はしましたけど、全体的に整っていた打席が多かったかなと思います。
-5回に球速が低下したのは自打球の影響か、スタミナの問題か
どちらでもないです。なんか自分の中でヌルっと入ってしまったというか、代わった(途中出場した)選手に対して、なんて言うんですかね、自分なりのいい入りができなかっただけかなとは思ってます。
-「ヌルっと」っていうのは
6回も見据えながら、最低でもあと2回投げたいなという、そういう欲というか。なんかそういうのがちょっと球に出てたのかなと思います。



