タイガースの強打者オースティン・メドウズ外野手は2日、身体的不調に伴うメンタルヘルスの問題を抱えているとして、今季はもうプレーしない意向を明らかにした。

メドウズは昨季にレイズで27本塁打、106打点の活躍を見せたが、タイガースへ移籍した今季は故障などもあって36試合で打率2割5分、0本塁打、11打点にとどまっていた。

SNSに投稿したメッセージでは「今季は序盤からめまいや新型コロナウイルス、アキレス腱(けん)の炎症などのけがや病気が続き、そのたびにリハビリが必要になった」と苦しい胸の内を明かしている。

数週間前に事情を知ったA・J・ヒンチ監督は「オースティンとは長い時間を共にした。できる限りのサポートをするつもりだ」と話していた。(AP)