エンゼルス大谷翔平投手(28)が、アストロズ戦の第1打席で放った先制の34号2ランが、驚異的な片手打ちと話題だ。外角低めのカーブを、体勢を崩しながら片手ですくい上げるように右中間へ運び、打球速度は100・5マイル(約162キロ)、角度31度、飛距離388フィート(約118メートル)だった。

投球分析で知られる「コディファイ」の公式ツイッターは「エイリアンがついうっかり、平気で人間離れしたことをしてしまうことがある。“ショウヘイ・オオタニ”と呼ばれる生命体も、思わず片手で118メートルのホームランを打ってしまった」と投稿。MLBネットワークなどでコメンテーターを務めるジャレド・カラビス氏は「サンデーフットボールの最中だが、彼は我々がこれまで見てきた中でベストの野球選手かもしれないと再確認しておこう」と、大谷の34号の動画とともに投稿。米テレビ局バリースポーツ・ウエストでエンゼルスの試合実況を担当するパトリック・オニール氏は「前夜に12勝目を挙げ初回に2ラン本塁打。ショウヘイ・オオタニ以上にチームにとって価値のある選手がいるとは思えない」とツイートした。