ヤクルト村上宗隆内野手(22)の本塁打記録が、米国でも注目を集めている。13日に王貞治氏の55本塁打の記録に並んだことが、米メディアも次々と報道。13日付のCBSスポーツ電子版は「日本のシーズン最多記録は元ヤクルトのバレンティンの60本塁打であり、ヤンキースのジャッジがロジャー・マリスのア・リーグ最多61本塁打記録を追いかけているのと似ている」と紹介。「ムラカミが米国でプレーする日は来るのか。25歳未満でプロ6年未満であるため、本人が望んだとしてもすぐに実現はしないだろう」とした。

ニューヨークの地元メディア「NJコム」は「ヤンキースのジャッジがマリスの記録を追いかけ、ファンが興奮を経験している中、日本の野球ファンも同じ興奮で盛り上がっている」と紹介した。

エンゼルスの試合を中継するバリースポーツ・ウエストでも試合中に村上の話題に言及。解説者のマーク・グビザ氏は「ハイライトを見たが、センターから左中間の逆方向にもパワーを発揮していた。今の彼のスイングなら、どんな球でも打球を上げる。22歳にして55本塁打」と感心した。