ドジャースの新人マイケル・グローブ投手が5回を3安打1失点、1四球、3三振の好投を披露し、プロ初勝利(無敗)。チームは球団最多タイとなる106勝(47敗)を挙げ、ナ・リーグプレーオフでの第1シードが決まった。

ドジャースが過去に106勝を達成したのは2019年と21年の2回。デーブ・ロバーツ監督は「一貫性と優秀さのレベルを証明した。自分たちの望むところにいくには、レギュラーシーズンを通して優位に立ち、いいプレーをし続けなければならない。 私たちは、誰よりも安定している」と述べた。

キャリア初白星を手にしたグローブだが、直前まで数日にわたり体調を崩していたという。同投手は、「正直、(トップシード獲得の可能性があると)知らなかった。マウンドに立ち、相手のラインナップを見て、どんな形で彼らを抑えなければならないかを考えていた。もしそのことを知っていたら、もう少しプレッシャーを感じていたかもしれない」とコメント。ロバーツ監督は「マイケルには感謝してもしきれない。彼は具合が悪かったが、先発してみせると決意していた。5回を投げ終えて、彼がチームのために全てを出し切ったと感じた。脱帽するよ」とたたえた。(AP)