ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が、4三振を含む5打数無安打と苦戦した。「1番右翼」で先発し、1回先頭は空振り三振、3回先頭でも空振り三振、5回1死無走者では見逃し三振、7回1死無走者では空振り三振、9回1死無走者では一ゴロと攻撃ではふがいない結果。三振した後に地元ファンからブーイングが飛ぶ場面もあった。

第1戦でも、1四球で出塁し1得点だったものの3打数3三振に終わり、地区シリーズここまで8打数無安打、7三振と散々な結果となっている。

ブーン監督は「ジャッジは、ほとんどの打席で敵の投手から厳しいコースを突かれていた。バットに当たった数球はファウルになった。今日の彼の結果は、相手投手がいいコースを攻めたことによるもの。非常に難しい日にだった」とコメント。本塁打記録を更新したほどの選手がブーイングを浴びたことには「ここはブロンクスだ。驚かないよ」と話した。