メジャーの選手会は4日(日本時間5日)、選手間投票による今季の各賞を発表し、年間最優秀選手とア・リーグの最優秀野手はリーグ新の62本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が受賞した。エンゼルス大谷翔平投手(28)は2年連続のダブル受賞はならなかった。

大谷は昨年、日本選手初の年間最優秀選手に輝き、04年マリナーズのイチロー以来となるア・リーグ最優秀野手にも選ばれてダブル受賞を果たしていた。記者投票による今季のMVPは17日(同18日)に発表される。

ア・リーグの最優秀投手とカムバック賞は、最多勝と最優秀防御率に輝いたアストロズのジャスティン・バーランダー投手(39)が受賞。最優秀新人はルーキートップの28本塁打を放ったマーリンズのフリオ・ロドリゲス外野手(21)が選ばれた。

ナ・リーグの最優秀野手はカージナルスのポール・ゴールドシュミット内野手(35)、投手はマーリンズのサンディ・アルカンタラ投手(27)、新人はブレーブスのスペンサー・ストライダー投手(24)、カムバック賞はブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(24)が受賞。優れたリーダーシップを発揮した選手に贈られる「マービン・ミラー・マン・オブ・ザ・イヤー」には、メッツのフランシスコ・リンドア内野手(28)が選出された。