パドレスは10日(日本時間11日)、元阪神の救援右腕ロベルト・スアレス(31)と5年総額4600万ドル(約69億円)で再契約に合意したと複数の米メディアが伝えた。リリーフ投手としては異例の長期契約で、現役のリリーフ投手では5番目の大型契約となる。

スアレスは19年までソフトバンク、昨季まで阪神でプレーし、昨オフにパドレスと契約し4月7日の今季開幕戦でメジャーデビューを果たした。45試合の登板で5勝1敗、1セーブ、11ホールド、防御率2・27の好成績を残し、チームのポストシーズン進出に貢献した。来季500万ドル(約7億5000万円)のオプション契約があったが7日に破棄し、FAとなっていた。

現役リリーフの投手の大型契約はメッツの守護神ディアスが5年総額1億200万ドルでトップ。2位が今季途中でエンゼルスからブレーブスに移籍した右腕イグレシアスで4年5800万ドル、3位がホワイトソックスの右腕ヘンドリックスの3年5400万ドル、4位がヤンキースの左腕チャプマンの3年4800万ドルで、スアレスはメジャー5位となる。