このたび、コンテンポラリー・ベースボール時代の米野球殿堂入りを果たしたフレッド・マグリフ氏(59)が、「現役を通して、本当に恵まれていた」と喜びのコメントを残した。MLB公式サイトが伝えている。

16人の投票者から満票を得たマグリフ氏は、ブルージェイズ、パドレス、ブレーブス、デビルレイズ(現レイズ)、カブス、ドジャースでプレーし、メジャー19シーズンで打率2割8分4厘、2490安打、493本塁打、1550打点、1305四球を記録。シーズン30本塁打超えは計10回で、オールスター5回選出、シルバースラッガー賞3回受賞に加え、1995年ワールドシリーズで世界一に輝いた。

同氏は「ここタンパで育ち、高校1年の時に学校の野球チームから外された。だから、私にとっては、たった1日だけでも、メジャーでプレーするというのは予想を上回ることだった」とコメント。「現役を通して、本当に恵まれていた。(今回の選出は)それをさらに素晴らしくしてくれる。しかも満票なんて、最高だ」と喜びを口にした。