レッドソックスが7日、オリックスからポスティングシステムで吉田正尚外野手(29)を獲得したと、複数の米メディアが伝えた。契約は5年総額9000万ドル(約126億円)と大型で、昨オフに鈴木誠也外野手(28)がカブスと結んだ5年8500万ドルを抜き、日本人野手がメジャーに移籍する際に結んだ契約金としては最高額となる。オリックスには1540万ドル(約21億6000万円)の譲渡金が入る見込み。

◆譲渡金 ポスティングシステムでMLB球団に移籍する場合、日本の所属球団に支払われる譲渡金の規定は以下の通りとなる。

・契約額が2500万ドル以下の場合、金額の20%。

・契約金が2500万ドルを超えて5000万ドルまでの場合、最初の2500万ドルに20%、残りの2500万ドルに17・5%。

・契約金が5000万ドルを超えた場合、最初の2500万ドルに20%、次の2500万ドルに17・5%、5000万ドルを超えた額には15%がかかる。

レッドソックスがオリックスからポスティングシステムで吉田を9000万ドル(約126億円)で獲得したため、2500万ドル×20%+2500万×17・5%+4000万ドル×15%となり、合計で1537万5000ドル(約21億5000万円)となる。

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