エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが7日(日本時間8日)、来春開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場予定の大谷翔平投手(28)に全幅の信頼を寄せた。日本代表チームへの合流時期について「これから話し合って決める。彼はシーズンに向けてしっかり準備してくれる」と話した。

前日、米カリフォルニア州サンディエゴで行われているウインターミーティングの会場で侍ジャパンを率いる栗山英樹監督(61)が、大谷やパドレスのダルビッシュ有投手(36)らメジャー選手について、来年2月17日から行われる宮崎合宿からの合流を希望。MLBやWBC運営側の規定を確認中の状態だが、参加となれば、メジャーキャンプの期間の大半をWBCの調整や試合に費やすこととなる。同GMは「どんなシナリオになろうと、私は構わない。彼とも話すが、何も心配していない」と話した。

来季、メジャーの春キャンプは2月13日頃からスタート。WBCは3月8日から開催され、決勝進出となれば3月21日までの戦いとなる。エンゼルスは3月30日(日本時間31日)、敵地でアスレチックスとの開幕戦を迎える。