オリックスからポスティングシステムでレッドソックスに移籍した吉田正尚外野手(29)が15日(日本時間16日)、本拠地フェンウェイパークで入団会見を行った。新天地では「1番左翼」を任される見込みで、会見に同席した編成最高責任者のブルーム氏は、大きな期待を口にした。

「彼と彼の家族をボストンに迎えることができ、興奮している」と歓迎し「我々はマサタカを長い間、調査してきた。あらゆる方向から見て、彼の打撃は質が高く突出していた。スカウティングの観点からも、成績を分析してみてもそうだ」と称賛。「彼のコンタクト技術と、ストライクゾーンの見極め能力のコンビネーションは非常に独特なもので、ボールをたたく能力も併せ持つ。我々は、彼がメジャーのレベルで大きなインパクトを持つ選手になる可能性があると考えている」と大きな期待をかけた。