俊足好打の二塁手として知られるカージナルスのトミー・エドマン内野手(27)が、韓国代表として来年3月のWBCに出場する意思を表明した。30日、韓国の放送局SBSが伝えた。

韓国人の母と米国人の父を持つエドマンは、同局のインタビューに「韓国の代表チームに加わることができて本当にうれしい。国と祖先を代表することができるのは、またとない機会」と意気込みを口にした。

米ミシガン州生まれのエドマンは16年ドラフト6巡目(全体196位)でカージナルスから指名され、19年にデビュー。二塁、遊撃、三塁に加え外野も守れる両打ちのユーティリティーとして活躍し、昨季は二塁でゴールドグラブ賞を受賞した。今季は153試合で打率2割6分5厘、13本塁打、57打点、32盗塁、OPS.725をマーク。本塁打と盗塁はいずれも自己最多だった。

韓国は1次ラウンドでB組(東京ドーム)に入り、日本、オーストラリア、中国、チェコと2次ラウンド進出2枠を争う。初戦は3月9日にオーストラリアと対戦する。