エンゼルスに合う補強候補は誰だ。米メディア「ジ・アスレチック」は4日(日本時間5日)、FA市場に残る未契約選手の中で、大谷翔平投手を擁するエ軍にふさわしい9人を挙げた。

今季は球団売却を控えているが、オフは補強に積極的。年俸総額は、ぜいたく税を支払わなくてはいけない「2億3300万ドル(約315億円)を超えるかもしれない」と予想した。最近になってレッドソックスからレンジャーズに移籍したイオバルディ投手を逃したが、ブラム記者は、さらなる補強候補をリストアップした。

1、2人目は、エルビス・アンドラス遊撃手(ホワイトソックスFA)とホセ・イグレシアス遊撃手(ロッキーズFA)。今オフは、ウルシェラとドゥルーリーと複数ポジションを守れるユーティリティー選手を獲得したが、どちらも遊撃を守らせるには心もとない。昨季、遊撃を守ったフレッチャーは打撃が非力で、レンヒーフォは逆に守備力が物足りない。イグレシアスは21年にエ軍に在籍していた。

3~5人目は先発投手。昨季8勝のジョニー・クエト(ホワイトソックスFA)は25試合に先発した。年俸も1年800万ドル(約10億8000万円)と手ごろ。12年にエ軍に在籍していたザック・グリンキー投手(ロイヤルズFA)は昨季4勝。「西海岸に戻りたいと思うかもしれない」と、希望的観測を示した。クリス・アーチャー(ツインズFA)は昨季25試合に先発し2勝8敗、防御率4.56。「信頼できるメジャーリーグの先発投手にはなれていない。とはいえ、エンゼルスは6番目のローテーションの座にスーパースターを必要としないかもしれない」と、こちらも予想年俸が400万ドル(約5億3500万円)があることを理由とした。

6人目はゲーリー・サンチェス捕手(ツインズFA)。正捕手のスタッシの攻撃力が低下しているため、昨季16本塁打、通算154本塁打のサンチェスに注目した。昨季途中に移籍加入した若手オハピーの成長次第でもある。

7、8人目は救援投手で、通算367試合登板のデビッド・フェルプス投手(ブルージェイズFA)と同476試合登板のアンドルー・チェフィン投手(タイガースFA)。今オフにエステベスを補強したが「もう1枠は実績ある救援投手に使える」とした。

最後は外野手のタイラー・ネークイン(メッツFA)。通算OPSが.765とそこそこ高く、中堅を守れる「第4の外野手としては適切だ」とした。

今季終了後にFAとなる大谷は以前「ヒリヒリするような9月を過ごしたい」と語っていた。これらの選手が加入し、プレーオフ進出を果たせるのか、注目される。