今季終了後にフリーエージェント(FA)となるエンゼルスの大谷翔平選手について、メッツの関係者は野球のみならずスポーツ界において史上最高額のオファーを受けると予想しているようだ。地元ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が伝えている。

大富豪として知られるメッツのオーナー、スティーブ・コーエン氏は2025年までにワールドシリーズ優勝を果たすことを公約にしている。ヘイマン記者はそのコーエン氏が大谷の獲得を熱望しているとの見解を示している。

同記者がコーエン氏に問い合わせたところ「私は今季に集中しており、来年について考えるのは困難だ」との返事が届いたようだ。だが、あるメッツ関係者は「メッツでプレーすることになろうとなかろうと、大谷はスポーツ界史上最高額の選手になる。異様なほど高額のオファーになるだろうからね。それを上回るオファーを出したいなら、どうぞご自由にという感じだ」と話したという。

同球団が大谷獲得に乗り出せばとんでもない額のオファーが提示されるとの予想だが、ヘイマン記者はメッツの複数の関係者が同様の考えだと伝えている。