昨季ア・リーグ首位打者に輝き、1月にツインズからマーリンズにトレード移籍したルイス・アラエス内野手(25)の年俸調停が行われ、選手側が希望した610万ドル(約7億9300万円)で裁定した。2日、MLB公式サイトなどが報じた。球団は500万ドル(約6億5000万円)を希望していた。

ベネズエラ出身のアラエスは19年にツインズでデビューし、内外野を守れるユーティリティーとして92試合に出場し打率3割3分4厘を記録。新人王投票では6位の票を集めた。昨季は主に一塁、二塁、DHで出場し、144試合でリーグトップの打率3割1分6厘、8本塁打、49打点、OPS.795をマーク。オールスターに初選出され、シルバースラッガー賞(ユーティリティー部門)も受賞した。1月に3選手との交換でマーリンズに加入。25年シーズン終了後にFAとなる。