【メサ(米アリゾナ州)26日(日本時間27日)=四竈衛】侍ジャパンのカブス鈴木誠也外野手(28)はキャンプ施設に姿を見せたものの、全体練習には参加しなかった。鈴木は前日の練習中、左脇腹の張りを訴え、出場予定だったオープン戦を欠場した。

全体練習前、ロス監督は鈴木の今後について説明。「今はより多くの情報を待っている段階。WBCなどについては、コメントできない。医師やトレーナーと話して、できるだけ早く決断する」。同日中にMRI検査を受けたうえで、一両日中にも球団としての方向性を固める考えを明かした。

鈴木は、17年の前回大会を経験し、19年のプレミア12、21年東京五輪で4番を務めるなど、侍ジャパンの中軸として活躍。前日、栗山監督は「全員、元気に集まってくれると信じてます」と、期待を込めて話していた。