メッツ千賀滉大投手(30)が、デビュー戦でメジャー初勝利を挙げた。6回途中まで3安打1失点3四球8奪三振と好投。救援陣がリードを守り、千賀が勝利投手となった。

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千賀の好投はチームメートらからも絶賛された。ショーウォルター監督は「よく立ち直ってくれた。我々が契約した理由の1つ」と2回以降の投球を評価。ヘフナー投手コーチは、この試合で最大落差が約104センチだったフォークに「球速130キロ台であれだけ回転数の少ないボールを投げることは大リーグの選手でも難しい」と独自の強みであると説明。中堅手ファムは「センターからの視点で相手は嫌がっていた。球がテーブルから落ちるようだった」と話した。