ブルージェイズ菊池雄星投手(31)が、今季3度目の登板で6回1失点と好投した。

チームはメジャー最長タイ記録の開幕13連勝をマークしたレイズを相手に2連勝。菊池は6回まで94球を投げ、そのうちストライクは67球と抜群の安定感。最速96・5マイル(約155キロ)のフォーシームに、スライダーとチェンジアップもコントロールがさえ、6回を4安打1失点、9奪三振1四球で今季2勝目(0敗)を挙げた。

移籍1年目の昨季は6勝7敗、防御率5・19と苦しんだ。だが今季は開幕から安定感を増し、チーム内で信頼感を増している。シュナイダー監督は「自信にあふれた投手は危険な存在。今の彼はまさにそんな状態だ」と信頼を口にした。

この日バッテリーを組み攻撃では2安打を放って菊池を援護したジャンセン捕手は「4球種をうまく織り交ぜ、そのどれも優れた球だった。自信を持って速球を投げ、制球も素晴らしかった」と称賛。「彼は昨季も、誰よりも高い目標と意識を持って取り組んでいた。オフシーズンもキャンプ中も、血のにじむ努力をしていた。開幕からのここまで、本当にしびれる投球をしている」と話した。

【関連記事】MLBニュース一覧>>