エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」で出場し、第2打席で5試合ぶりの13号ソロを放った。

同点の4回無死、右腕ジオリトの94・2マイル(約152キロ)の高め直球を捉え、中堅スタンドへ運んだ。打球速度は110・2マイル(約177キロ)、角度30度、飛距離は435フィート(約132・6メートル)だった。打った瞬間に本塁打と分かる当たりで、敵地のファンをどよめかせた。

試合前の時点でジオリトとの対戦成績は20打数6安打の打率3割、2本塁打、3打点と好相性だった。ここ最近10試合では打率1割3分5厘と下降気味だったが、得意の相手から再び強烈な1発を放った。

第1打席は1回1死、中飛で凡退。ジオリトの2球目、93・4マイル(約150キロ)の高め直球を捉えたが、打球に伸びがなかった。

逆転された直後、5回2死の第3打席は、チェンジアップにタイミングを外され、右飛で凡退。8回1死二塁の第4打席は左腕バマーと対戦し、空振り三振に倒れた。

この日は4打数1安打。13号ソロを放ったが、チームは投手陣が崩れて完敗。連勝はならなかった。

【動画】大谷翔平、豪快な1発 ベンチに戻ると兜パフォーマンスに続き“カメラマンポーズ”