「3番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(28)が2打席連続アーチで、チームを5発13安打12得点の大勝に導いた。

まずは3回1死一塁の第2打席、右腕リンの初球ツーシームを捉え、中越えに14号2ランを放った。

6-1の4回1死二塁、第3打席では右越えに459フィート(約140メートル)の15号特大2ラン。今季初の1試合2発で打線をけん引した。2試合で3発をマークし、この日は1四球を含む3打数2安打4打点。カード勝ち越しに貢献した。

大谷の試合後の一問一答は以下の通り。

-2試合で3発。今の打撃の状態は

いい球をしっかり打てているので良かったですし、今日の四球も最後(第4打席)しっかり見えているので、いいかなと思います。

-同僚ウルシェラにバットに文字を書いてもらったり、打撃コーチにコーヒーかけてもらったり、いろいろやっているが、今回は何か新しいことはあったか

今回は特にないですね。昨日も、かけてもらったりしましたけど、結果になって良かったかなと思います。

-調子良いときと悪いときで、何か打撃のメカニクスで違うことは

一番はやっぱり構えだと思っているので。構えている段階の見え方、ずっとそうですけど、それが一番かなと思います。

-構えで何が違うのか

1つの要因ではないので、今回、グリップだったりいろいろありましたけど、感覚はその時によって違うので、上げた方がいいなっていうときもあれば、下げた方がいいなっていう時もあったりとか、それはその時によって違うかなと思います。

-高めの速球に遅れていたように見えたが、感覚は変わったか

構え、見え方が一番かなと思うので、構えている段階で立ち遅れているなら振り遅れますし、いい構えなら、難しいボールに対しても素直にバットが出てきたりするので、一番はそこかなと思います。

-立ち遅れていた認識があった

というより構えがあんまり良くなかったっていう。そのまま、構えが良くないまま、その後の動作に移行しているかなと思います。

-重心を上げていたと思うが、低くしている

下半身を使いたいっていうときは、無理やり下げたりしますし、逆にバランス悪いなって思ったら上げたりもしますし、その時によって必要な感覚は変わってくるので、そこの合わせ方っていうのは、毎年いろいろ調子の波ありますけど、その時によって変わってくるかなと思います。

-低くしたのは、1週間ほど前からの屋外フリー打撃からのように見えるが、そこでつかんだものは

いや、感覚は昨日くらいが一番、変わって良くなっているかなと思っているので、それをしっかり継続するのも難しいですし、また同じようになった時、戻すのも難しいので、そこは本当に、難しいなって思うことはいっぱいあるかなと思います。

 

【動画】大谷翔平、第3打席は2打席連続となる特大15号弾!