ブルージェイズのケビン・キアマイアー中堅手がスーパーキャッチを披露し、スタジアムを沸かせた。捕球成功率15%というミラクル技に、ジョン・シュナイダー監督は「全員が仰天した」と驚きを口にしている。MLB公式サイトが伝えた。

ブルージェイズが3点リードして迎えた2回、先発ケビン・ガウスマン投手の6球目をアンドルー・モナステリオ二塁手が右中間へ大きく飛ばした。安打になるかと思われたが、キアマイアーはセンターから猛ダッシュ。わずか4・7秒で92フィート(約28メートル)を全力疾走し、そのままダイブして見事な捕球を見せた。

スタットキャストは、秒速最速30フィートを「一流」のスプリントスピードと定義しているが、今回のキアマイアーは秒速30・4フィートに達していたという。シュナイダー監督は「ええっ! という感じだった」と驚きを表現。「選手からスタッフまで、全員がそんなふうに仰天していた」とその瞬間を振り返った。