【ヒューストン(米テキサス州)2日(日本時間3日)=斎藤庸裕】二刀流が、王者に完敗した。「1番DH兼投手」で昨季世界一のアストロズ戦に出場したエンゼルス大谷翔平投手(28)が、投手では2被弾を含む6回9安打5失点で今季2敗目を喫した。5月9日以来の再戦で、先発としては通算5度目の投げ合いとなった左腕バルデスとは0勝4敗。打者では5打席で1四球、4打数無安打に終わり、同地区ライバルとの4連戦で痛い2連敗を喫した。
◇ ◇ ◇
▽ネビン監督(1回1死一塁、アルバレスに真ん中低めスイーパーを捉えられた大谷について)「アルバレスは、1度ストライクゾーン内で見た球種(2球目にファウル)を、2回目には逃さない打者。いくつかの配球について、話し合う必要がある。球の質は良かった」