エンゼルス大谷翔平投手(28)がマリナーズ戦に「2番投手兼DH」で出場し、17号2ランを含む3安打を放った。

サイクル安打まで残り三塁打のみで、今季4度目、登板試合では3度目のサイクルリーチだった。今季登板した13試合で計51打数20安打、打率3割9分2厘、2本塁打、8打点と爆発している。

大谷は0-2の初回の第1打席で三塁への内野安打、3回2死一塁ではセンター方向へ飛距離440フィート(約134メートル)の特大17号同点2ラン、5回2死一塁でも左二塁打をマーク。4年ぶり2度目のサイクル安打達成に期待がかかった7回は一ゴロに倒れた。

登板試合でのマルチ安打はこれで5度目。登板試合でのサイクル王手は4月27日アスレチックス戦(本塁打を残して3安打)と5月15日オリオールズ戦(二塁打を残して4安打)に続いて3度目で、打者のみの出場では6月3日アストロズ戦(本塁打を残して4安打)でサイクルに王手をかけた。

投手としては初回に2ランを許すなど5回3安打3失点で勝敗は付かなかったものの、6三振を奪い今季通算102三振でリーグ2位。打者としての17本塁打も同2位となっている。今季打撃成績は63試合で打率2割8分2厘、17本塁打、44打点、OPS・919。投手では13試合で5勝2敗、防御率3・32。

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