エンゼルスは18日、今年のドラフト1巡(全体11位)で指名したばかりのノーラン・シャヌエル一塁手(21)をメジャー昇格させた。同選手はこの日のレイズ戦に「1番・一塁」で先発出場する。MLB公式サイトが報じた。

シャヌエルは右投げ左打ちの一塁手で、ドラフト指名前のシーズンではフロリダ・アトランティック大で59試合に出場して打率4割4分7厘、19本塁打、64打点を記録。プロ入り後はルーキーリーグから2Aまでの合計21試合で打率3割7分、1本塁打、15打点、2盗塁をマークしている。

マイナー経験21試合でのメジャーデビューは2003年以降ではリッキー・ウィークス(ブルワーズ)と並んで最速。23年のドラフト指名選手では最初のメジャーデビューで、ドラフト指名選手が同年中にメジャーデビューするのは過去20年間で11人目となる。

なおエンゼルスはこの日、腰に炎症を起こしたC・J・クロン一塁手を10日間の負傷者リスト(IL)に登録。またローガン・オハピー捕手がILから復帰し、チャド・ウォーラク捕手がロースターから外されている。