ヤンキースのアンソニー・ボルペ遊撃手(22)が、ルーキーとしては球団初となる20本塁打20盗塁を達成した。

ヤンキースが0-3で追う展開だった9回、ボルペはタイガースの4番手アレックス・ランゲ投手の2球目を右翼へ運び、20号3ランをマーク。すでに21盗塁を記録していたことから、この時点で「20本塁打20盗塁」に到達した。ルーキーによるこの記録はメジャー全体ではボルペが15人目だが、ヤンキースとしては球団初の偉業となった。

ボルペは「結構クレイジーなんじゃないかな。こういう具体的な数字をシーズン中の目標にしていたわけではまったくないんだけど」とコメント。アーロン・ブーン監督は「彼のプレーは見ていて楽しい。今日の本塁打も含め、多くの大きな当たりを見せてくれている」と話し、今後の活躍に胸を躍らせていると語った。

なお、ボルペの1発で9回に3-3の同点としたヤンキースだが、10回裏にタイガースに1点を奪われて敗れている。(AP)