カブス鈴木誠也外野手(29)が本拠地パイレーツ戦に「4番右翼」で出場し、日本人メジャーの右打者最多となる19号本塁打を含む4打数3安打1打点1四球と活躍した。

これまで右打者最多は、06年にホワイトソックス井口資仁とマリナーズ城島健司が記録した18本。鈴木がメジャー2年目で更新した。

3回の第2打席に、カウント1-1から左中間中段へ3試合ぶりのソロ弾を運んだ。「特に気にしていなかったのが、正直なところ。19本で喜んでいるようではこのまま終わってしまう。しっかり記録を伸ばして頑張りたい」。5回には中前打、8回にも中越え二塁打と今季10度目の3安打を重ねた。

9月は打率3割5分4厘、5本塁打、17打点と好調。「最近抜けてきたスライダーをしっかり捉えられていることが、いい結果になっている」と分析した。チームも大勝で連敗は「5」でストップ。ワイルドカード圏内にとどまり、残り11試合でポストシーズン進出を懸けて戦う。