オープン戦で膝を負傷し、左膝前十字靱帯(ACL)の修復手術を受けて長期離脱しているフィリーズのリース・ホスキンス内野手(30)に関し、ロブ・トムソン監督はワールドシリーズ前の復帰は厳しいとの見解を示した。
ホスキンスは昨季、30本塁打79打点をマークし、プレーオフでは6本塁打などでチームのナ・リーグ優勝に貢献した。しかし3月末のオープン戦で負傷し、手術。リハビリに励み、打撃練習ではホームランも打ち、毎日75本から80本のスイングも行っている。
トムソン監督は「力を取り戻してきている。時間がかかる場合もあるが、今日は7本か8本がホームランだった」と、ホスキンスの復帰に向けて前向きなコメントを残している。リーダー不在の中、フィリーズはワイルドカードでのポストシーズン進出を決めたが、同監督は同選手の復帰はまだ先と考えている様子。2年連続のワールドシリーズ進出を目指す同チームだが、その前にホスキンスの復帰がかなう可能性はまだ低いとの見解を示した。(AP)