ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が本拠地でのカブス戦で今季70個目の盗塁を決め、メジャー史上初の「40本塁打&70盗塁」を達成した。

前日の時点で41本塁打68盗塁と偉業達成まで残り2盗塁となったアクーニャは「1番右翼」で出場。8回の第4打席でこの日初安打となる右前打で出塁し、直後に二盗を記録。1点を追う延長10回には1死三塁から再び右前へ同点適時打を放った。すかさず今季70盗塁目を決め、次打者アルビーズのサヨナラ打につなげた。70盗塁は91年オーティス・ニクソンに続いて球団史上2人目となる。アクーニャは試合後、「40本塁打&70盗塁」の達成に「素晴らしい瞬間だった」とコメント。「不可能ではないが、不可能に思われる数字の1つだった。ありがたいことに、それを達成することができた」と振り返った。

アクーニャはこの日5打数2安打1打点、2盗塁。今季打率3割3分6厘、41本塁打、104打点、70盗塁、OPS1・010で、ナ・リーグMVP最有力とみられている。