オリオールズがレッドソックスを下し、5連勝で9年ぶり地区優勝を決めた。これがリーグ一番乗りの今季100勝目(59敗)となった。

この日はメジャー4年目の先発右腕クレマーが5回1/3を2安打無失点、1四球8奪三振と好投。1死一、三塁の厳しい場面から2番手で登板した左腕ホールが1回2/3を無安打無失点に抑えるなど救援陣も完璧な継投で、5投手による完封リレーを達成した。藤浪晋太郎投手(29)は出番がなかった。

打線は1回2死走者なしで3番サンタンダーが28号ソロを放ち先制。8回1死二塁でケルスタッドが左中間への適時二塁打で貴重な追加点を入れ、ロースコアの緊迫した試合を制した。シーズン100勝は、球団では80年以来、43年ぶり6度目となる。勝利の瞬間はフィールドに選手が集まり、互いに祝福。藤浪も仲間とハグをして祝った。