エンゼルスは2日(日本時間3日)、フィル・ネビン監督(52)との契約を更新しないことを発表した。球団は今後、後任の新監督を決めていくこととなる。

ネビン監督は昨年からエンゼルスに所属し、三塁コーチとしてチームに貢献。22年6月に前監督のジョー・マドン氏が解任され、監督代行としてシーズンを指揮し、今季から正式に監督として就任した。

今季はエンゼルス大谷翔平投手(29)を2年連続の開幕投手に指名し、基本的に中6日だった登板間隔を中5日に変更した。7月までは貯金をキープしていたが、故障者の続出などで8月に大失速。73勝89敗で借金16の結果に終わり、9年連続でポストシーズン進出を逃した。

ネビン監督が指揮した268試合の成績は119勝149敗。大谷がエンゼルスに加入してからの6年間で、ネビン氏は4人目の監督だった。