メッツのGMを務めていたビリー・エプラー氏(48)が5日に辞任を明かした。メッツでは3日前に新編成本部長にデービッド・スターンズ氏が就任しており、エプラー氏はそれが理由だと述べている。
ナ・リーグ東地区4位という不振からの復活を目指すメッツ。オーナーのスティーブ・コーエン氏は1日にバック・ショーウォルター監督を解任しており、スターンズ氏が新たな指揮官を招へいすることになると語っていた。コーエン氏は以前から、エプラー氏の上に編成本部長を採用するとしており、この部門のリーダーシップは1人の人間が背負うには負荷が大きいと述べていた。
スターンズ氏は2日の記者会見でエプラー氏から紹介を受けた際に「彼とともに仕事をすることを楽しみにしている」と述べていたが、エプラー氏はGM辞任という決断を下した。同氏は球団を通じて声明を発表し「デービッドにはまっさらな状態で始めてほしかった。それは私の退任を意味した」と述べた。コーエン氏も声明で「彼は編成のリーダーシップをデービッド・スターンズに完全に委ねることが全員の利益になると判断した」としている。
かつてエンゼルスでもGMを務めたエプラー氏は、2021年11月にメッツと4年契約。就任初年度にマックス・シャーザー投手とスターリング・マルテ外野手との契約を実現し、チームは22年に101勝61敗と球団史上2位の勝ち星を挙げたが、地区優勝はならず。今季はジャスティン・バーランダー投手、千賀滉大投手、ホセ・キンタナ投手を加えるなど大金を投じたが中盤までに失速し、75勝87敗に終わっていた。(AP)



