今季自己最多21セーブを挙げたアスレチックスの救援右腕トレバー・メイ投手(34)が16日、現役引退を表明した。配信サイト「Twitch」の自身のチャンネルで発表した。

メイは14年にツインズでデビューし、1年目は10試合(先発9)で3勝6敗、防御率7・88。2年目からリリーフ中心として起用された。17年に右肘のトミー・ジョン手術を受け全休。21、22年はメッツに所属し、今季はアスレチックスで守護神として起用され49試合で4勝4敗21セーブ、防御率3・28をマークした。

メイは配信で「野球以外でやりたいことが山ほどある。野球、投球について話すのも大好きだし、野球を教えるのも大好き。野球との関係はこれが終わりではないが、自分の思うがままにやりたいだけ」とコメント。また、球団移転などが取り沙汰されているアスレチックスのフィッシャー・オーナーに対しては「チームを売った方がいい。自分の所有物に誇りを持っているような人に売却すればいい。野球に熱意がある人はたくさんいる。彼らに任せればいいんだ」と痛烈に批判した。